四苦八苦しながらアコースティックギターを描いてみます。
3DCADのいい練習になりそうです。個人的に記録のためにも残しておきたいです。
まず指板を作っていきたいとおもいます。
ギターを製図するときもスケールを決めないといろんなところが決まりません。
とりあえず作った仕様に沿って作りたいと思います。
指板のサイズをスケッチして指板材を描く
3DCADの話とは少しそれますが、本来であれば指板を作る際には製図のサイズより少し大きい、厚い材料から削り出していきます。
木が硬くて機械で削るときうるっさいんですよね。耳栓必須です。
製作はまたやれそうなときにやりたいなぁ。まだできるかなぁ。
話はそれましたが、とりあえず取り掛かります。まずスケッチから。
まずスケールの645mmを描いて指板の半分のサイズを描く。
本来指板は20fくらいまでだけど、とりあえず645mmスケールサイズの指板を作り、後で切る予定。
ナット幅が42.8mmなので21.4mm。
6,1弦から指板サイドまでを3mmとしてブリッジピンのピッチを10.5mmとすると、
3+10.5+10.5+5.25=29.25mm
このサイズで指板材を描く。

ちなみにブリッジピンのピッチはこの部分。

そして先ほど描いたスケッチをスケール線でミラー。

ミラーしたできたスケッチを押し出し。できた!

指板のバインディング材部分を分割する
次に指板のバインディングを作ったボディから分割。
指板の上面を選択してスケッチを描く。
バインディングの材料は大体1.5mmなのでナット側とスケールエンドのサイドから1.5mmを直線で測り、1.5mmの点と点を結べばサイドから均等に1.5mmになる。

指板のセンターを直線でスケッチ、ミラーを使って指板04の画像の対象箇所に同じ線を描く。

そして先ほどの線を使ってボディ分割ツールでボディを分割!できた!

ボディが増えてわからなくなりそうなんで名前を変えておきます。
「指板本体」「指板サイド」などとりあえずわかるようにしておきたいと思います。
スケッチも何に使ったスケッチなのかを気づいたら変えないと忘れちゃうよね。
忘れっぽい私にとってとても重要です。
指板にフレットの溝を切る
次にフレットの溝を切ります。邪魔な指板サイドのボディを一旦消して、
とりあえず20fまで。
フレットの計算方法はスケールを17.817で割ります。
何故か・・・興味が出たら調べてみてください。とりあえず今回は割愛します。本人も大してわかってなかったr
そして、計算で出た数値を順々に17.817で割っていくと順々にフレットからスケールエンドまでの長さが出てきます。
必要なフレット回数、計算することになりますね。
私は面倒なのでネット検索からのサイト様の力を借りて計算してもらいます。ありがたや。
スケールを入れれば勝手に計算をしてくれます。ありがたや。
フレットの位置を20fまでスケッチ。

そしてフレット溝を切ります。
0fの線の始点の上にフレット溝のサイズ幅0.5で、指板の下面から2mm浮かせて、上面より高い四角形を描きます。

そしてスイープを使って指板本体のボディに溝をつけます。

指板サイドは選択しちゃだめですね。一緒に削れてしまうな・・・

フレットの溝ができたー!すごい簡単!正確!気持ちいい!
これ本来なら切るとき機械無いと結構面倒なんだよねぇ・・・のこぎり刃毀れしまくりん・・・
指板のアールを切り取る
ギターの指板にはアーチがついているのを知っていますか?
だいたい320Rや400Rといったアーチがついています。
320Rなら直径320mmの円弧が指板についているって感じですね。
最終の指板の厚みを6mmにしようと思います。
スケッチを指板の木口面に書きます。
指板下面から6mmのところから2点指定の円で描く。

そして指板と指板サイドをこの円で分割します。

って、うぇぇぇ、なんかいっぱいボディできたよー

フレットの溝の上で分割したからボディが増えたのね。
次からはアールを切ってから溝切ろ・・・
とりあえずいらない部分を除去して・・・

完成ー!とりあえずできた!
指板カットはボディができて、サウンドホールの位置を決めたら切る予定。
指板にフレットをつける
せっかくなのでフレットを打つというか描く
なんかめんどくさいのでさっきのフレットの溝を再利用できないかと考えてみる。
フレットの溝と同じ感じでフレットの断面を描く。すきなフレットの寸法を確認。
だいたいネットに落ちてるはず。
指板の頂点でタングが全部埋まる高さ断面をに書く。

そして溝を切ったときと同じスイープで今回は新規ボディを作る。

フレットはできましたがこれだと指板とフレットの間に隙間ができてしまうので、曲げていきたいと思います。
参考にさせてもらった方はこちら。
曲げたい形は指板の400Rなので拝見したサイト様の方法をまねて、わかりやすいように原点を通過する400Rをスケッチ。

円形だとシートメタルのフランジでサイト様のように押し出せなかったので400Rの円のスケッチを描いてわかりやすいように90度分残るように切る。

オッケー。
そしてシートメタル規則を新たに作る・・・と。
暑さは10mmに変更した規則を新しく作る。

そしてフランジを使ってシートメタルを押し出す。

押し出したらシートの片側を押し出して基準面を作る・・・と。
操作は結合しちゃっていいみたい。

その押し出しの基準面で展開する・・・と。


のびたー。
そしてこの後いろいろ移動させるのでもとに戻せるようにスケッチで点を作っておくー

移動させるのに必要なシートメタルの中心点もシートメタルの側面を選択してスケッチしておく。

先ほどスケッチした点を中心に45度回転させて点と点の移動を使いフレット重なるように移動。

移動したら、シートメタルとフレットを切り取り結合ー。

そして再度シートメタルのメニューから面を再折り曲げする


そして指板24で描いたスケッチの点に45度回転させて(元の角度に戻して)移動させるー。

そして移動させたシートメタルをすべて覆える大きさのボディを新規で作るー


新たに作ったボディから指板30画像のパーツを結合切り取りするー

そして、いらないボディを削除っと。


おお、やった!フレットが曲がってる!曲げるの考えた人マジすげぇな。
何とかうまくいったー。いろいろ試行錯誤しましたが、なんとか・・・
フレットの最終加工はボディを作った後にします。
とりあえず溝にはまってるからヨシ!
後、使わないスケッチは消去しないと、邪魔ですよね。
まとめ
なんかとりあえずできましたが、書いてないこと以上にいっぱい失敗しています。
ほんと知らなさ過ぎて恥ずかしい・・・
でもめげずに頑張ります!
手順がだいぶ甘かった。
- スケッチ
- 押し出し
- ボディ分割
- アール取り
- フレット溝堀
- フレット打ち込み
の手順で次からはやりたいと思います。
これ、後で読んでわかるのかなぁ・・・
読み返したときに見づらいようなら修正しよう。
それでは次はネックに挑戦!
お読みいただきありがとうございました。
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