金属アレルギーの人がギターを弾くときは

ギター

金属アレルギーとは

金属に触れること肌が赤くなったり、触れた部分がかゆくなったり、皮がむけてしまったりする、人間の体の反応のことです。

金属製のアクセサリーとかで反応する人はいますよね。

有名人だとプロレスラーの真壁刀義さんが言っていたのを覚えています。

首にかける鎖もコーティングされているものを使い、体に反応が出ないようにされているそうです。

 

昨日までなんともなかったのにいきなりアレルギーになってしまう、なんてショックなこともあるかもしれません。

 

高校時代、ギターを一緒に練習していた人は、ギターを弾くと指の皮がむけてしまう人がいました。

今思えば、金属アレルギーだったのかな、と思います。

 

金属アレルギーの原因

原因となる金属はニッケル、コバルト、クロム、水銀、金、パラジウムなどがあるといわれているようです。

食べ物にも含まれているものもあり、原因となる金属を含む食品を食べると全身に症状が出てしまうということもあるようです。

怖いですね。

 

皮膚の接触によってアレルギーが出てしまう場合、金属が汗によって溶け出し、体内に入り込んだ金属に対して体が反応してしまうらしいです。

汗かきの人は乾燥肌の人と比べると金属アレルギーになりやすいってことかな…わかんないけど。

 

アレルギーは原因物質が体内に蓄積されて、許容量を超えたときに出るものだといわれています。

ですので昨日まででなんともなくても今日から症状がでるということもありえます。

 

詳しくは金属アレルギーで検索してみましょう(笑)

 

弦を触ったりすると、症状が出る人は金属アレルギーの可能性があります。

ご自身で勝手に判断するのはあまりよくありませんので、気になるのであれば必ず皮膚科に行ってパッチテストを受けましょう。

話はそれますが、長年埃っぽいところにいると原因不明な鼻水が出ていた私はダニアレルギーでした。

身体の反応が気になる人はぜひ病院に行って原因を調べましょう。

原因がわかれば対処することができます。

金属アレルギーになりやすい金属、なりにくい金属

金属の特性があるようです。知識として知っておくといいのではないでしょうか。

金属アレルギーになりやすいといわれる金属

上記で金属は汗などで溶けて体内に取り込まれると書きましたように、全部同じというわけではなく、溶けやすい金属というものがあるんですねー。知らんかった。

  • ニッケル
  • コバルト
  • 錫(すず)
  • パラジウム
  • クロム
  • 亜鉛

 

ニッケルはエレキギター弦でよく使われていますね。

クロムとかはペグのメッキとかに使われていたりしますね。

銅とか錫もアコースティックギターの弦でよく使われています。

小銭とか、ドアノブとかでも金属は使われています。普段の生活でも触ることが多いです。

こう考えると結構よく触れる所に使ってありますね。

金属アレルギーになりにくいといわれる金属

  • チタン
  • ステンレス
  • プラチナ

なんか高価な金属が並んでいますね・・・

チタンは最も金属アレルギーが起こりにくい金属だそうです。なるほどー。

あとステンレスのギター弦はありますね!
音に好みがあると思いますが、アレルギー対策としてはいいのかもしれません。

 

こうして見るといろいろな素材がありますね。

見た目の好みもあるかもしれませんが、アレルギーになりやすい金属を触らなくてもいいところは避けていきたいものです。

金属アレルギーでもギターを弾きたい

金属アレルギーでもギターを弾かれている方は以外にも結構いらっしゃるようです。

知恵袋系のQ&Aとかに相談されているの見かけます。

コーティング弦、またはステンレスの弦を使う

コーティング弦で一番有名なのはエリクサーでしょうか。

表面がコーティングされている弦です。ですので弦を変えてみるのは一番簡単に試せる改善方法だと思います。

後はアレルギーが起こりにくいとされるステンレス弦ですね。

使ったことはありませんが、金属が溶け出しにくい特性があるステンレスは効果があるようです。

もちろん個人差はあるでしょうけども試してみる価値はあるのではないでしょうか。

手袋や指サック的なものをつける

物理的に触らないようにすれば予防になりそうです。

 

「指の保護 ギター」とかで検索すると出てくるかもしれません。

「ゴリラチップス」という商品あるようです。

演奏は少しコツが必要かもしれませんが、物理的に金属に触らないようにするのはかなり効果がありそうですね。

指先は弱そうなので、ぴったりな手袋などの上にゴリラチップスをつけてやれば完全防備できるかも?

フレットレス、またはフレットを変えてみる。

ニッケルのアレルギーというのが多いようです。

ですのでフレットをニッケルの入っていないものに変えてみる。

掲示板とかでは金属アレルギーだから、ブラスのフレットに変えたという方をお見掛けしました。

アレルギー反応を起こしてしまうパーツ使わないというのもありですね。

ハンドクリームを塗ってみる

これも検索で出てきたのですが、寝る前にハンドクリームを塗るとマシな方がいるようです。

ハンドクリームの膜とかができるのでしょうか。

どのハンドクリームがいいんでしょうね。

 

ちょっと調べてみましたが、「プロテクトX1」という手荒れに関わる仕事をされる方向けの商品がありました。

仕事の前に塗っておくと予防効果があるとのこと。

クリームの使用感はわかりませんが、ギター演奏前に塗っておくことで効果が出るかもしれませんね。

アレルギーじゃなくてもアレルギー予防になりそうです。

レビューも結構よさそうですし、乾燥肌の私は普通に使ってみたい。

ガットに転向してみる

簡単にはいかないですけど、アレルギー源から離れるという意味ではガットに転向。

でも、そう簡単にはいかないよなぁ・・・

最後に

金属アレルギーがあってもギターを弾くことはできそうです。工夫が必要ですが。

他にも金属を身体からデトックスすることも大切なようです。

 

具体的には専門家ではありませんので割愛しますが(ほんとはわからない)、体は大切にしたいものですね。

障害があると大変ですが、せっかく興味を持ったもの。

ギターはやればやるほど、楽しくなってくるものだと思っています。

一手間かければ、解決することもあるかもしれません。

ギターへの興味ができる限り長く続けられればいいなぁと思います。

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