便潜血が陽性だったので鎮痛剤無しで大腸がんの精密検査を受けた話

その他のこと

汚い表現が入ります。ご注意ください。

先日、会社の健康診断の結果が帰ってきました。

結果、要精密検査の結果で・・・、初めてのことだったので、動揺しました。

便潜血ということで、検便に血が混じっているということでした。

初めて検便したのですが、その結果がこれかよ・・・。

 

んで精密検査を受けてきて無事、問題なしの診断を頂き、事なきを得ました。

ほんとよかった。

 

せっかくの体験なので記録しておこうと思います。

健康診断で初めて便潜血で陽性が出た方の参考になれば幸いです。

健康診断の結果を確認する

健康診断の結果は来てすぐにあけました。

なるべく早くの開封をお勧めします。

まだ開けてない、まあなんともないだろ。では後で面倒なことにもなりかねないので、早めに結果を確認したほうがいいと思います。

診断時の特に変わったことがあるわけでもなく、自分自身異常を感じていなかったので、開けたときに

「あれ、なんか入ってる・・・」

初めてのことでしたし、結構ショックでした。

まだ、要精密検査ですので、何だろうと思ったら、便潜血

検便で引っかかるなんて予想外だったなぁ・・・。

検査してもらえる医療機関を探し、説明を受ける

仕方ない、とりあえず、検査してもらえるところを探そうと内科で検索。

近くにあった医療機関に電話をかけ、

「健康診断の結果で、便潜血が出たので、再検査をお願いしたいのですが・・・・」

といったところ、

「機器のないところでは、問診して紹介状を書くだけになるので、消化器科や内視鏡機器のある医療機関を探してください。」

といわれてしまいました。

 

なので、内視鏡検査、消化器内科、とかで検索です。

Googleマップでも場所が表示されるので、かなり簡単に探すことができました。

そして検査してもらえそうな医療機関をリストアップして、ホームページやGoogleマップなどを参考に自分でいいかなと思えるところを見つけました。

連休前ということもあり、できる限り早く見てもらいたかったので、平日、会社にいるときに電話。

まず問診、検査の説明を受ける必要があるので、一度来院してほしいとのこと。

すぐには検査できないんですね。

下剤とかも飲むとか書いてあったし、当たり前か・・・。

電話した当日でしたが、時間も作れそうだったのでその日の退勤後、来院することにしました。

病院への提出書類がありましたが、書類検査の時に出してくれればいいということで、助かりました。

 

来院して検査に関する問診票の記入、鎮静剤(眠り薬の)仕様の有無、検査の説明、前日から当日にかけての食事の説明を受けました。

錠剤の下剤と液体の下剤のキットをもちかえりました。

大腸内視鏡検査前日

前日までは普段と変わらない食事です。

便秘気味の方は3日前から消化のしやすいものをと下剤の説明書にはかいてありましたが、そこまで便秘でもないので前日でいいかと、前日から食事に気を付けました

食事についても資料を頂けるので、食べていいものをたべました。

前日の食事は

食パン、バナナ、水
ウィダーインゼリー、こんにゃくゼリー
おかゆ、具なし味噌汁

水分を多めにとる、そして夜は21時以降は食事をとらないということで気を付けました。

前日の食事制限は結構おなか減るかもしれませんね。私はおなか減りました。

でも検査でちゃんと見れないと意味ないし、我慢。

そして寝る前に錠剤の下剤を飲む。私は危うく忘れるとこでした・・・

大腸内視鏡検査当日

朝起きたら、おなかが緩いときの痛みでトイレへ。

そして当日は検査まで絶食です。

 

当日、検査は昼前なので、それまでに腸をきれいにしなければなりません。

説明もされるのですが、便が透明になるまで下剤を飲み続けなければなりません

私が服用したのはモビプレップという下剤です。

自分で水を入れて溶剤を溶かして作ります。

コップに180ml注ぎ、コップ一杯10~15分かけて飲みます。

っていうかそれくらいかかります。

言っちゃ悪いですが、めっちゃ飲みづらい。

味はついているのですが、梅味。

飲んだ感じは、粘度が少しある、なんか重たい梅?マスカット?ジュースって感じです。

文章にするのが難しいですね。

正直飲むのしんどい。

 

そして下剤を2杯、水を1杯のペースで飲んでいきます。

水は飲んだほうがいいです。ほんとに脱水していきます

おなかの感じは痛みはないのですが、汚い話、でるのは液体です。

私は6杯くらいで、検査できるくらいになりました。

検査できるかどうかも説明書に書いてありますが、汚い話、透明な黄色い液体になります。

 

下剤を飲むのを辞めて、おなかがある程度落ち着くまで時間がかかります。

ここまでで、私の場合、下剤を飲み始めて2時間くらいはかかりました

 

今回は鎮静剤を使用しないということにしたので、生活には影響しなかったですが、鎮静剤を使う場合は車の運転や高所作業、機械を使った仕事ができなくなるそうです。

 

病院について、名前を呼ばれたら検査用の服装に着替えます。

ロッカーに荷物をいれ、下着を紙パンツに着替えます。お尻側に穴が開いた下着です。

上はシャツ一枚。

後はガウンを羽織ります。

内視鏡の準備ができるまで、待機し、呼ばれたら診察台に向かいます。

そして腸の動きを止める注射を打ちます。

そして、横向きになり、検査されます。肛門に潤滑のためのジェルを塗られて内視鏡が入っていきます。

 

鎮静剤を打ってないのですが、基本的に痛みはないです。

が、やはり抵抗感はかなりありますね・・・体に力は入ってしまいます

腸が曲がってるところは少し痛みがありました。痛みを感じたのはそこくらいです。

なんかおなかに異物が入ってきてる感じはあります、変な感じです。

途中横向きから、仰向けに体勢を変えられます。これも補助してもらえたので、苦ではありませんでした。

 

カメラを一気に大腸の一番奥まで入れてカメラを引き出しながら腸内を見ていくようです。

二酸化炭素を入れられながらカメラを引き抜いていくのでおなかが少し張ります

腸内を見て、最後肛門を内側からカメラを反転させて確認します。

少し圧迫感はありましたが、主観では耐えられないって感じではありませんでした。

 

カメラを出して終了。

検査時間は25分くらいでしょうか。

以外にあっというまでした。

 

この後着替えて、検査結果を報告されて終了です。

 

私の場合は異常は見られなかったため、切除などはなかったですが、ポリープなどの切除などがあった場合はもう少し時間がかかったりしそうです。

 

検査の料金は¥6,000でした。

以前の検査説明、下剤の料金が¥1,000ちょっとだったので、合計¥7,000ちょっとかかっています。

 

検査の後も食事制限などはなく、無事終了しました。

ポリープ切除された方は禁酒一週間、食事もなんか制限があるようですが。

 

振り返ると結構大変だなぁと思いますが、結構淡々と終わった感じです。

参考になれば幸いです。

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